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雑談

実際に住んでみてわかった「自治会って入るべき?」|2つの市で暮らして感じたこと

「引っ越したら、自治会には入ったほうがいい?」

不動産の仕事をしていると、こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

自治会と聞くと、

  • 地域のお祭り
  • ゴミ集積所の管理
  • 防災活動
  • 防犯活動
  • 子ども会
  • 高齢者の交流
  • 地域の清掃

など、さまざまな活動をイメージすると思います。

私自身、これまで2つの市で暮らし、それぞれの自治会を経験しました。

そこで感じたのが、

「自治会って、どこでも同じではないんだな」

ということでした。

市が違えばもちろん、同じ市の中でも自治会によって雰囲気や活動内容は違います。

今回は、あくまで私自身の体験として「自治会に入るべきか?」について考えてみたいと思います。

最初に入った自治会は「高齢者中心」の印象でした

私が最初に入った自治会は、地域のお年寄りのための活動が比較的多い自治会でした。

もちろん、自治会のお祭りなどもありました。

ただ、私が加入していた時期はちょうどコロナ禍。

感染拡大を防ぐため、地域のお祭りなどは中止になりました。

これは当時の状況を考えれば、仕方のないことだったと思います。

ところが、その後、少しずつ日常が戻ってきても、私が疑問に感じることがありました。

「お祭りはできないのに、カラオケ大会はできるの?」

コロナが落ち着いてきた頃、自治会では高齢者向けのカラオケ大会などが行われていました。

一方で、地域のお祭りについては、

「不特定多数の人が出入りするから」

という理由で中止が続いていました。

もちろん、感染症対策や安全面など、自治会側にも事情があったのだと思います。

ただ、当時の私には、

「自治会費を払っているけれど、子どもたちが楽しめるイベントはないのかな?」

という疑問が残りました。

特に子どもがいる家庭からすると、地域のお祭りやイベントは、単なる娯楽ではありません。

近所の子どもたちが顔を合わせたり、地域の大人と交流したりする機会でもあります。

それがなくなってしまうと、

「この自治会に入っている意味って何だろう?」

と感じてしまう人がいても、不思議ではないのではないでしょうか。

自治会費は何に使われている?

ここで私が気になったのが、自治会費です。

自治会に加入すれば、当然ながら自治会費を支払います。

だからこそ、

「そのお金が地域のためにどのように使われているのか」

は、住民にとって気になるところです。

もちろん、高齢者向けの活動も地域にとって必要なものです。

高齢者が地域で交流できる場をつくることも、自治会の大切な役割の一つでしょう。

私が問題だと感じたのは、高齢者向けの活動そのものではありません。

「地域に住むさまざまな世代が、自治会の活動に参加できるようになっているのか?」

という点でした。

子どもがいる家庭、子育て世代、高齢者、単身世帯など、地域にはさまざまな人が住んでいます。

自治会も、本来はそうした人たちが一緒に暮らすための組織です。

それでも、今の自治会には入ることにしました

以前の自治会での経験があったので、引っ越した当初は、今回も自治会に入るかどうか迷っていました。

「また同じような感じだったらどうしよう」

そんな気持ちも正直ありました。

ところが、実際にその地域で暮らし始めると、少しずつ印象が変わっていきました。

まず、朝、地域の方が会うと、

「おはようございます」

と笑顔で挨拶をしてくれました。

たった一言の挨拶です。

でも、引っ越してきたばかりの私にとっては、それがとても嬉しかったのを覚えています。

さらに、ゴミ出しについても、

「ゴミはここに出してくださいね」

「分からないことがあったら、何でも聞いてくださいね」

と、笑顔で声をかけていただきました。

その言葉を聞いたとき、

「ここなら大丈夫かもしれない」

と思いました。

自治会費がいくらなのか、どんなイベントがあるのか。

もちろん、それも大切なことです。

でも、私が加入を決めるきっかけになったのは、そうした条件ではありませんでした。

「この地域の人たちと一緒に暮らしていけそう」

そう感じられたことでした。

以前の経験から自治会に入ることをためらっていた私が、最終的に加入を決めたのは、地域の方の何気ない挨拶と、温かい声かけでした。

自治会というと、自治会費や行事、役員など、少し堅苦しいイメージを持つ方もいるかもしれません。

でも実際に暮らしてみると、自治会の存在を感じるのは、案外こうした日常の小さな場面なのかもしれません。

自治会は「入るべきか」だけでは分からない

2つの市で暮らしてみて、私が感じたのは、

「自治会は、その地域によって本当に違う」

ということです。

以前の私なら、一度の経験から「自治会ってこんなもの」と思っていたかもしれません。

でも、次の地域で暮らしてみて、そうではないことが分かりました。

自治会の活動内容も、地域の方との距離感も、子どもたちへの関わり方も、それぞれ違います。

だから、これから家を購入する方や引っ越しをする方には、自治会についても「入る・入らない」だけで考えず、

「自分がこれから暮らす地域は、どんな雰囲気なんだろう?」

という視点で見てみてほしいと思います。

不動産屋でも、自治会の細かな活動内容や地域の人間関係までは分からないことがあります。

だからこそ、実際にその街を歩いてみる。

近所の人の様子を見てみる。

可能なら、地域の方と少し話してみる。

そんなことも、家探しでは意外と大切なのかもしれません。

私の場合、自治会に入ることを決めたのは、資料を見たからでも、誰かに勧められたからでもありません。

「おはようございます」

という朝の挨拶と、

「分からないことがあったら聞いてくださいね」

という笑顔でした。

住む場所を選ぶとき、建物や駅距離だけではなく、そんな「人」の部分も大切なのだと、2つの市で暮らしてみて感じています。

地域によって、

  • 子どもたちを対象にしたイベントが多い
  • 地域のお祭りを大切にしている
  • 防災活動に力を入れている
  • 高齢者の交流を重視している
  • 地域の清掃活動が中心
  • 住民同士の交流を積極的に行っている

など、さまざまな違いがあります。

つまり、

「自治会に入るべきか?」だけではなく、「その自治会がどんな自治会なのか?」を見ることが大切

なのだと思います。

不安があったら不動産屋に相談してみて

私たちの仕事は、ただ物件を売ることだけではないと思っています。

新しい場所で安心して暮らし始めるところまで。

引っ越しの挨拶や、地域との付き合い方など、ちょっとしたことでも「どうしたらいいんだろう?」と不安になることがあれば、ぜひご相談ください。

分かる範囲で、一緒に考えさせていただきます。

家を買うことは、新しい暮らしを始めること。

物件だけではなく、そこで始まる暮らしのことも大切にしたいと思っています。

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